外壁洗浄はどのくらいの頻度で?建物・立地別の目安と、窓清掃だけでは足りない理由【ドローン高圧洗浄の実例つき】
文:石川和真(株式会社imp 代表取締役社長)|TOKYO FM「ONE MORNING」(2026年9月18日放送)、WING、ドローンプレス、ドローンジャーナルなどで紹介されました。 教科書出版の新興出版社啓林館様が所有する東大前HiRAKU GATEや、株式会社川崎精機工作所様の工場で施工しています。
「外壁洗浄は何年ごとにやればいいのか」
ビルや工場を管理する方から、よく聞かれる質問です。
調べてみると「2年に1回」「3〜5年に1回」と、サイトによって答えが違います。
この記事では、目安がばらつく理由と、ドローン高圧洗浄サービス「NOVENA」がおすすめしている頻度、そして洗いどきの見分け方をまとめました。

先に結論:NOVENAのおすすめは年1〜2回
外壁洗浄の頻度に、法律で決まった基準はありません。一般的には2〜5年に1回程度とされることが多いですが、NOVENAでは年1〜2回の洗浄をおすすめしています。
建物・立地 | NOVENAのおすすめ | 理由 |
オフィスビル・商業施設 | 年1回 | 来館者の目に触れ、会社の印象に直結するため |
ガラス張りのビル | 年1〜2回(窓清掃と組み合わせる) | 汚れが目立ちやすく、窓清掃では届かない場所があるため |
工場・倉庫 | 年1回 | 屋根や社名表記の汚れが、取引先や採用の印象に影響するため |
サイトによって目安が違うのはなぜ?
目安がばらつく大きな理由は、どの工法で洗う前提かが違うからです。
足場を組んで洗う場合、費用の大部分は洗浄そのものではなく、足場の組み立て・解体にかかります。工期も2〜3週間になります。これだけの費用と手間がかかると、毎年洗うのは現実的ではありません。そのため、「3〜5年に1回」という目安になりやすいのです。
ドローン高圧洗浄は、足場もゴンドラも使いません。作業員は地上からドローンを操縦し、10階建てのビル3面でも半日で洗えます。足場代がかからない分、同じ予算で洗える回数が増えるので、年1〜2回の定期洗浄が無理なく続けられます。
窓清掃と外壁洗浄の頻度は、別に考える
「窓清掃は定期的にしているから大丈夫」と思われている方も多いかもしれません。
ですが、窓清掃で洗えるのは平らなガラス面が中心です。外壁の窪みや庇、エントランスまわりは、窓清掃の対象から外れていることがよくあります。
新興出版社啓林館様が所有する東大前HiRAKU GATEは、年4回の定期窓ガラス清掃をしていたビルです。それでも、エントランス入口が窪んだ設計になっているため、ロープでは手が届かず、竣工以来一度も洗えていませんでした。NOVENAは、足場やゴンドラを使わず、ビル3面を半日で洗浄しています。
窓は窓清掃で年数回、窓清掃で届かない場所はドローン洗浄で年1〜2回。このように分けて考えると、ビル全体をきれいに保てます。
ガラス張りのビルについては、こちらで詳しく紹介しています。 → https://www.impre.jp/post/glass-facade-drone-cleaning
建物別の考え方
オフィスビル・商業施設
エントランスや正面の外壁は、来館者が最初に目にする場所です。汚れていると、建物だけでなく会社の印象まで古く見えてしまいます。年1回を基本に、汚れやすい面だけ回数を増やす方法もあります。
ガラス張りのビル
ガラスは汚れが目立ちやすい素材です。NOVENAでは、ガラス張りのビルで定期洗浄のご依頼もいただいています。純水で洗うため、乾いたあとに水あかが残りません。
工場・倉庫
工場の屋根や社名表記は、汚れていても後回しにされがちです。株式会社川崎精機工作所様の工場では、屋根・外壁・社名表記を、操業を止めずに半日で洗浄しました。洗浄後は「以前より会社名がはっきり目立つようになった」との声をいただいています。 → https://www.impre.jp/post/factory-roof-drone-cleaning
立地によって、汚れ方は大きく変わる
同じ建物でも、建っている場所によって汚れの速さは変わります。
幹線道路沿い:排気ガスやすすで、道路側の壁が黒っぽく汚れます。
海沿い:塩分を含んだ風が当たり、汚れや劣化が進みやすくなります。
工場地帯:粉じんが外壁や屋根にたまりやすくなります。
北側の壁や日当たりの悪い面:湿気が残りやすく、コケやカビが生えやすくなります。
こうした立地では、年2回の洗浄をおすすめしています。建物の面ごとに汚れ方が違う場合は、汚れやすい面だけを洗うこともできます。
こんなサインが出たら洗いどき
次のような状態が見えたら、頻度にかかわらず洗いどきです。
窓の下や庇の下に、雨だれの黒い筋が出ている
社名表記や看板がくすんで、遠くから読みにくくなっている
北側の壁や日陰に、緑や黒のコケ・カビが出ている
壁の角や窪みに、ホコリやゴミがたまっている
エントランスまわりの屋根や庇が黒ずんでいる
汚れをためると、落としにくくなる
汚れは時間がたつほど外壁に固着し、落としにくくなります。ガラスに付いた水あか(ウロコ)も、長く放っておくと純水だけでは落としきれなくなります。
NOVENAは純水での洗浄が基本ですが、固着した汚れには、外壁、人問わずに環境にやさしい専用洗浄剤を併用して洗浄力を高めます。それでも、汚れが軽いうちに洗うほうが、建物にも予算にもやさしいのは確かです。年1〜2回の定期洗浄をおすすめしているのは、このためです。
足場で数年に1回と、ドローンで毎年、費用はどう違う?
足場を組む洗浄は、1回の費用が大きくなります。NOVENAの試算では、外壁1,500㎡の標準的な建物で、ドローン高圧洗浄は足場工法より総額を最大70%抑えられます。足場で1回洗う予算があれば、ドローンなら約3回洗える計算です(当社試算)。
数年に1回まとめて洗うより、毎年きれいな状態を保つほうが、同じ予算で外観を長く良い状態に保てます。
費用の内訳や見積書の読み方は「ドローン高圧洗浄の費用はいくら?」で詳しく解説しています。 → https://www.impre.jp/post/drone-cleaning-cost
定期洗浄は、年間契約でご相談いただけます
NOVENAでは、年間契約による定期洗浄のご相談を受け付けています。毎年同じ時期に洗う、汚れやすい面だけ年2回にするなど、建物と予算に合わせて計画をご提案します。料金は、建物の大きさや洗う回数に合わせてお見積もりします。
洗浄と一緒にできること
NOVENAは、ドローン空撮と映像制作を手がけてきた株式会社impが運営しています。
そのため、洗浄の日にあわせて、次のこともご依頼いただけます。
外壁点検:洗浄で汚れを落としたあとの外壁を、ドローンで確認します。
狭小空間の点検:屋根裏など、人が入りにくい狭い場所を専用のドローンで点検します。
PR動画の制作:きれいになった建物を空撮し、会社紹介や採用向けの動画に仕上げます。
洗浄の前後の写真は、施工後にお渡ししています。
よくある質問
Q. 外壁洗浄は何年ごとにすればいいですか?
A. 一般的には2〜5年に1回程度とされることが多いですが、NOVENAでは年1〜2回をおすすめしています。足場が要らないドローン高圧洗浄なら、毎年の洗浄も無理なく続けられます。
Q. 窓清掃をしていれば、外壁洗浄は要りませんか?
A. 窓清掃では、窪みや庇、エントランスまわりに手が届かないことがあります。東大前HiRAKU GATEも年4回の窓清掃をしていましたが、窪んだエントランス入口は竣工以来洗えていませんでした。
Q. 汚れやすい面だけ洗うことはできますか?
A. できます。道路側の壁だけ、社名表記だけなど、ご希望に合わせて洗う範囲を決められます。
Q. 年間契約はできますか?
A. 受け付けています。洗う時期や回数をご相談のうえ、建物に合わせてお見積もりします
Q. 洗浄と一緒に外壁点検もできますか?
A. できます。屋根裏などの狭小空間の点検や、PR動画の制作もあわせてご依頼いただけます。
Q. 1回あたりの費用はいくらですか?
A. 実例では、ビル・工場とも50万〜150万円程度でした。面積や汚れの状態によって変わるため、無料でお見積もりします。
洗う頻度に迷ったら、まずは写真と住所でご相談ください
「うちの建物はどのくらいの頻度で洗えばいいのか」というご相談も歓迎です。建物の状態と立地を拝見したうえで、洗う頻度と範囲をご提案します。
ドローン高圧洗浄の仕組みや、向いている建物は「ドローン高圧洗浄とは?」でまとめています。 → https://www.impre.jp/post/what-is-drone-cleaning
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