皆さんこんにちは、㈱impの石川です。
本日はドローンの夜間飛行についてお話ししたいと思います。
我々は通常、ドローンの撮影の際、操縦者と補助者の2名~体制で業務を行っています。
操縦者としての注意点
フライト前に周辺環境の確認を行います。どこに電線があるか、障害物がどの程度の距離にあるかなどを事前に把握することが大切です。夜間の撮影は特に難しく、障害物が見えにくいため日中撮影以上に注意深く空撮を行います。
補助者の役割と注意点
ドローンが障害物に当たらないように周囲の確認を行い、障害物までの距離を操縦者に逐一伝える重要な役割を担っています。特に、夜間は障害物が見えにくくなるため、補助者の役割が非常に重要になってきます。
夜間飛行の難しさ
夜間飛行は昼間に比べて以下の点で難しくなります
視認性の低下: 障害物が見えにくく、ドローンと障害物の距離感を正確に把握するのが難しくなります。
センサーの機能低下:夜間はドローンの障害物センサーがほぼ効かなくなりますので、自分の操縦技術に頼る必要があります。
映像のクオリティ:露出の調整が難しく、ノイズが出やすいため、カメラに関する知識が昼間以上に重要になります。
安全対策と法的準備
夜間飛行には特別な申請が必要で、法的な準備を怠るとトラブルに発展する可能性があります。夜間はドローンの音や光が目立ちやすく通報される確率が高くなるため、事前の準備が非常に重要です。
夜間飛行のエピソード
過去のエピソードとして、夜間の撮影中に警察が来たことがあります。事前に関係各所に申請を行っていたため問題はありませんでしたが、ドローンの音やライトが原因で近隣住民に気づかれやすいことを実感しました。
まとめ
夜間飛行は難易度が高いですが、その分美しい映像が撮れる魅力があります。
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