社員インタビュー動画を成功させる5つのコツ
- Kazuma Ishikawa
- 10月5日
- 読了時間: 3分
皆さんこんにちは、㈱impの石川です。
今回は、「社員インタビュー動画を成功させる5つのコツ」というテーマでお話していきます。
■ はじめに:「リアルな声」が採用を変える
採用活動において、企業がどれだけ自社の魅力を語っても、候補者の心に響かない――そんな経験はありませんか?
今、求職者が知りたいのは「企業がどう言っているか」ではなく、「社員がどう感じているか」。そして、それをもっともリアルに伝えられるのが、社員インタビュー動画です。
でも、ただ社員に話してもらえばいいわけではありません。共感を呼び、応募につながる社員インタビュー動画には**いくつかの“コツ”**があります。
今回は、採用動画制作を専門とする立場から、現場で成果につながった5つのポイントをご紹介します。
■ コツ① 「何を話すか」より「どんな感情を伝えるか」
多くの企業がやってしまいがちなのが、「仕事内容」や「制度面」ばかりを語ってしまうこと。しかし、視聴者が知りたいのはそこではありません。
「なぜこの会社を選んだのか」「どんな不安があって、それをどう乗り越えたか」「今、どんなやりがいを感じているか」
こうした“感情の変化”こそが、見る人の心を動かします。「自分もここで働けそう」と思わせることが、インタビュー動画の最大の目的です。
■ コツ② 台本を作りすぎない。自然な言葉でこそ伝わる
社員インタビューでありがちなのが、「台本を読んでいる感」が出てしまうケース。
スムーズに話そうとするあまり、どうしても“広告っぽさ”が出てしまいます。
もちろん、ある程度の構成は必要です。ただし、話す内容は社員本人の言葉に任せるのがベスト。
本音で話しているときの言葉には、台本には出せない“熱”があります。それが、視聴者の共感を生むのです。
■ コツ③ 「3つの質問」でストーリーを作る
質問が曖昧だと、動画もぼんやりした印象になってしまいます。私たちがよく使うのは、この3つの質問構成です:
入社前、どんな不安がありましたか?
実際に働いてみて、印象はどう変わりましたか?
今、どんな人と一緒に働きたいですか?
この順番で話を引き出すと、ストーリー性が生まれます。
“悩み→変化→今の想い”という流れが、見る人に「この人、昔の自分に似てる」と思わせ、応募への動機づけになります。
■ コツ④ 映像の“空気感”が職場の雰囲気を伝える
インタビューは、内容だけでなく「映像の質」も重要です。
特に、職場の雰囲気を伝えたいなら、カメラの構図・照明・背景音などが印象を大きく左右します。
暗くて無表情 → 「なんか怖そうな会社…」
明るくて笑顔が多い → 「楽しそう!雰囲気良さそう」
おすすめ演出例:
働いているシーンを挟む「カット編集」
オフィスの空間やチームの会話風景を背景にする
BGMを工夫してリズム感を出す
見た目の印象も、応募率に直結する要素です。
■ コツ⑤ 「長すぎない」ことが成果につながる
最後に重要なのが、動画の尺(長さ)です。
社員の想いをしっかり伝えたい気持ちはわかりますが、5分以上あると離脱されやすくなります。
理想は、1.5〜3分以内。
SNS広告用であれば15〜30秒のダイジェストを別途用意するのもおすすめです。
短い尺でも、「この会社、気になる」と思わせられれば勝ちです。詳細は、採用サイトや説明会で伝えればOK。
■ まとめ:本音が伝わる動画が“共感”を生む
採用成功のカギは、「自分ゴト化」です。
社員が本音で語る姿は、どんな言葉よりも、どんなパンフレットよりも、強力に伝わります。
ただし、設計と演出次第で、伝わり方は大きく変わるというのも事実。
私たちは、ただ“動画を撮る”のではなく、応募者の心を動かす動画を設計からサポートしています。
ドローンを活用した採用動画制作をご検討の方は下記にてご連絡いただければ幸いです。
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