求職者の心を掴む!ショート動画で伝える企業の魅力
- Kazuma Ishikawa
- 5月28日
- 読了時間: 4分
皆さんこんにちは、㈱impの石川です。
今回は、「求職者の心を掴む!ショート動画で伝える企業の魅力」というテーマでお話していきます。
はじめに
採用活動におけるショート動画の重要性が、年々高まっています。
特に、TikTokやInstagram Reelsといったプラットフォームが急成長する中、若年層の求職者に対して短く・直感的に・魅力を伝える手段として、ショート動画はもはや欠かせない存在です。
本記事では、ショート動画がなぜ採用活動に効果的なのか、どのようにして企業の魅力を伝えるべきか、具体的な事例や運用のコツを交えながら解説します。
1. なぜショート動画が採用活動に効果的なのか?
■ Z世代の情報収集スタイルに合致
Z世代(1990年代後半~2010年頃生まれ)は、「読むよりも、見る」を好む傾向が強く、動画コンテンツへの耐性も高いです。
1分以内で情報の全体像を掴みたいというニーズに、ショート動画はぴったりマッチします。
参考データ:マイナビの調査(2023年)では、新卒学生の67.2%が「企業研究で動画を活用した」と回答(出典)
■ 拡散性が高い
TikTokやInstagramのリール機能は、フォロワー外にも届く設計となっており、偶然の出会いによる認知獲得が期待できます。広告費をかけずにオーガニックで広がる可能性も。
2. ショート動画で伝えるべき「企業の魅力」とは?
ショート動画の目的は、「すべてを伝える」ことではなく、「印象に残す・もっと知りたいと思わせる」ことです。
そのため、以下のような要素を重点的に取り上げるのが効果的です。
■ 社風(カルチャー)
・社員同士のコミュニケーションの様子・社内イベント・オフィスの雰囲気
■ 人
・若手社員や活躍している社員の一言インタビュー
・「入社の決め手」などパーソナルな話題
■ 働きやすさ
・福利厚生の一部をライトに紹介
・リモート制度
・フレックス制度など制度面の実例
■ 日常
・ランチ風景
・朝の出社風景
・チームMTG風景など
・リアルな「1日密着」ダイジェスト
3. ショート動画の企画アイデア【5選】
タイトル例 | 内容の概要 | 特徴 |
「社員のリアルボイス」 | 若手社員が“本音”で語る仕事のやりがい | 信頼感・親近感を醸成 |
「1日のタイムラプス」 | 出社から退社までの1日を30秒で見せる | スピード感とリアリティ |
「入社理由ランキング」 | 社員数名にアンケート形式で紹介 | 自然体の訴求が可能 |
「働く環境紹介」 | オフィスツアー風のテンポある映像 | 快適さ・設備のPRに◎ |
「5秒でわかる福利厚生」 | 人気制度を1つだけピックアップ | シリーズ化に向いている |
4. SNS別に見るショート動画の見せ方
■ TikTok
音楽・トレンドを活かすことで再生数が伸びやすい
カジュアルで「人となり」を出す投稿が有効
■ Instagram Reels
ビジュアル重視。オフィスのきれいさ、スタイリッシュさが強みになる
ハッシュタグで検索されやすい。#就活 #新卒採用 などを活用
■ YouTube Shorts
他動画との連携が可能。説明会動画やインタビュー動画への導線として活用
教育的な内容や「企業のこだわり」も短く見せられる
5. 撮影・編集のコツ
■ 撮影のポイント
スマホでOK:縦型で撮影し、手ブレを防ぐためにジンバルや三脚を使用
自然光を活かす:明るくナチュラルな印象が出やすい
音声はクリアに:マイクが使えない場合はテロップを併用
■ 編集のポイント
初めの3秒に注目を集める要素を入れる(タイトルテキストや驚きのカット)
カットのテンポは速めに
ストーリー性を意識し「導入→本題→締め」の構成で簡潔に
6. 活用上の注意点とガイドライン
社内ルールの確認:顔出し・施設映像の許可を事前に取得
個人情報に配慮:名札・社員のPC画面などの映り込みに注意
採用広報方針と一貫性を持たせる:SNS投稿と採用サイトのトーンを統一
7. まとめ:第一印象を制する者が、採用を制す
ショート動画は、「認知拡大・第一印象のブランディング」という点で、採用活動における強力な武器になります。
特に若年層に向けては、企業のイメージを直感的に伝える有効な手段です。
短時間でも伝えられることは多く、企画力・編集力・配信戦略を工夫することで、大手に負けない採用ブランディングが実現可能です。
採用強化のための動画制作、SNS運用をご検討の方は下記にてご連絡いただければ幸いです。