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ショート動画 vs 長尺動画:採用マーケティングにおける役割と違い

  • 執筆者の写真: Kazuma Ishikawa
    Kazuma Ishikawa
  • 5月26日
  • 読了時間: 3分

皆さんこんにちは、㈱impの石川です。

今回は、「ショート動画 vs 長尺動画:採用マーケティングにおける役割と違い」というテーマでお話していきます。


はじめに


近年、企業の採用活動において動画コンテンツの活用が急速に拡大しています。


中でも、SNSを中心とした「ショート動画」と、企業サイトやYouTubeを活用した「長尺動画」の両者は、それぞれ異なる目的と特性を持ち、使い分けが成功の鍵を握ります。


本記事では、ショート動画と長尺動画の違い・活用目的・効果の比較を通じて、企業がどのように採用戦略に取り入れるべきかを解説します。



1. 採用マーケティングにおける動画の重要性


従来の採用活動は、求人広告、会社説明会、パンフレットなどが主流でした。


しかし、Z世代を中心に「動画で企業を知る」という行動が加速。


求職者の約8割が「動画で企業を判断する材料になる」と回答している調査もあり(出典:Indeed調査 2023)、企業にとって動画活用は「選ばれるための必須条件」となっています。



2. ショート動画の特徴と役割


■ 特徴

  • 長さ:1分程度

  • 主な配信先:TikTok、Instagram Reels、YouTube Shorts、X(旧Twitter)

  • 消費されるスピードが速く、「第一印象」「直感的理解」に優れる


■ 主な活用シーン

  • 社員のワンフレーズインタビュー

  • 職場の一瞬を切り取った様子

  • 1日密着のダイジェスト

  • 社風を伝える「カルチャー動画」


■ 効果

  • 認知度の向上:アルゴリズムで拡散されやすく、潜在層へのリーチに強い

  • 企業イメージの構築:親しみやすく「楽しそうな会社」という印象づけが可能

  • 候補者の関心喚起:最初の接点として最適



3. 長尺動画の特徴と役割


■ 特徴

  • 長さ:10分~(場合によっては20分以上も)

  • 主な配信先:YouTube、企業サイト、採用特設ページ、説明会用映像


■ 主な活用シーン

  • 社員インタビュー(詳しい仕事内容・価値観)

  • オフィスツアー、仕事風景の密着取材

  • 経営者からのメッセージ

  • 福利厚生や制度の詳解


■ 効果

  • 理解促進:仕事内容や職場環境、価値観まで丁寧に伝えられる

  • 志望動機の形成:求職者が「この会社で働きたい」と具体的にイメージできる

  • 質の高い応募者の獲得:情報収集意欲が高い層が視聴し、企業とのマッチング度が高い



4. どう使い分けるべきか?


採用動画の戦略において重要なのは、「目的に応じた使い分け」です。

単に「動画を出せばいい」という考えでは成果は出ません。


■ ショート動画 → 関心を引く入り口として活用

  • SNS上で目に留まりやすい

  • 軽く拡散されやすいため、広範囲に認知を広げる効果が高い


■ 長尺動画 → 興味を持った求職者に深い情報を提供

  • ミスマッチを防ぐために仕事内容や働く人の価値観を伝える

  • 最終的な応募判断につなげる「コンバージョン型コンテンツ」



5. 採用動画活用の全体フロー(例)


  1. ショート動画で認知拡大・興味喚起(TikTokやInstagramで配信)

  2. リンク誘導で長尺動画へ遷移(YouTubeや特設サイトへ)

  3. 視聴後、エントリーページへ導線

  4. 実際の応募・面接へ


このように「ショート+長尺」を連携させた設計が理想です。



6. まとめ:どちらも不可欠、戦略的な使い分けを


ショート動画と長尺動画は、決して競合するものではなく、役割が異なる補完的なツールです。


現代の求職者は「気になる会社をまず動画で調べる」傾向が強くなっており、どちらか一方ではカバーしきれません。


自社の魅力を余すところなく伝えるためにも、両方の動画形式を適切に活用し、目的に合わせた配信設計を行うことが成功のカギとなります。


採用強化のための動画制作、SNS運用をご検討の方は下記にてご連絡いただければ幸いです。

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